
春になると咲き乱れ、潔く散る桜。
しかし、他の桜が散り落ちてもなお、
一本だけ見事に咲き続ける者がおる。
季節外れの乱れ咲きは何よりも美しい。
それを
『残 桜』
と呼ぶ。
慶長20年5月6日 大坂夏の陣
『落ち合う場所は…信州上田!!』
道明寺にて、戦友・後藤又兵衛を失った真田幸村。
幸村は、息子の大助、娘の阿梅に別れを告げる。
全ては、己の魂を、真田の未来を、彼らに託すため。
舞台は、慶長20年5月7日 天王寺
緋を纏い、戦場を駆ける。
『狙うは家康の首、ただ一つ!他は打ち捨てよ!!』
真田左衛門佐幸村の最期の戦いが、幕を開ける。
脚本:小林浩太郎(殺陣サークル眞)
上田真田まつり
決戦劇とは
“日の本一の素人劇”
私達はその矜持を持ち、決戦劇に取り組んでいます。
2007年、市民が自らの手で真田幸村公を盛り上げる一つの形として「参加できるお祭りを」「日本一の兵であることを伝えたい」という想いを込めて、まつりのメインイベントとして始まりました。
誰でも参加できるこの決戦劇は、殺陣を基礎から学びながら武士の心を感じ、武士の一人になることができます。
毎年一般参加者を公募し、毎週土曜5回以上の稽古を経て、本番に臨みます。
決戦劇2019「残桜」キャスト
●真田左衛門佐幸村(信繁):坂口 平 さん
主役となる真田幸村(信繁)役は、2016年まではコンテストで、2017年からはオーディションで「幸村」と名乗るにふさわしい方を決定してきました。
これまで真田幸村(信繁)として選ばれた方は9名に及び、年齢・性別に関係なく、様々な方が信州上田で「我こそは真田幸村なり」と叫んできました。
平成31年3月9日、第37回上田真田まつり決戦劇真田幸村公役オーディションが行われ、主催の上田商工会議所青年部、歴代の幸村公をはじめ、多くの方が見守る中、7人の応募者の中から、坂口平さんが真田幸村公役と決定いたしました。
●真田安房守昌幸
●真田十勇士:上田商工会議所青年部会員
海野六郎 高梨内記改め望月六郎 猿飛佐助 霧隠才蔵 三好清海入道 三好伊佐入道 根津甚八 由利鎌之介 筧十蔵 真田大助改め穴山小助
真田に使えたとされる十人の家臣「真田十勇士」は、例年地元商工会議所青年部の会員がつとめています。
●豊臣秀頼 ●茶々
●猿飛忍軍
●徳川家康 ●本多正信 ●徳川秀忠 ●滝川一積
●板先出羽守直盛 ●西尾仁左衛門
●徳川軍 ●徳川秀忠軍 ●坂崎軍 ●西尾率いる残党狩り
観覧にあたってのお願い
・客席での日傘のご使用はご遠慮ください
当日は好天により強い日差し、また芝生からの照り返しが予想されます。
日よけには帽子などをご使用の上、脱水症状等にもご注意ください。芝生が熱くなるため、レジャーシートのご使用を推奨致します。ご使用の際は広げすぎたりしないよう、周りのお客様へのご配慮をお願い致します。
日傘の使用は周囲のお客様への危険にも繋がりますのでご遠慮ください。
・ロープの中には絶対に立ち入らないでください
当日客席の前に設置されるロープの中は演出のため、刀や槍を振る範囲となっております。
大変危険ですので絶対に立ち入らないでください。
・写真撮影・動画撮影大歓迎です!
撮影いただいた写真や動画は、ぜひSNS等に感想と一緒に「#決戦劇2019」のハッシュタグをつけてご投稿ください!
出演者・スタッフともに大変力になります。
また、後日感想をまとめさせていただきます。
写真撮影・動画撮影に際しては、周りのお客様のご迷惑にならないようご配慮をお願い致します。
なお、当日12時頃より、上田城跡公園芝生広場(決戦劇会場)にてグリーティングのお時間があります。
決戦劇終了後はグリーティングのお時間が取れない可能性が高いため、出演者とのツーショット写真撮影等はこのお時間にお済ませください。
・当日は新聞社やTV局等メディアによる撮影が行われます
客席のお客様が映り込む場合があります。
イベント終了後各メディアにて放映、掲載される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
・イベント進行の都合上、決戦劇終了後は会場スタッフの指示に従って、速やかにご移動をお願い致します。
・演出上、火薬の煙幕等を使用する場面がございますのであらかじめご了承ください。
会場案内
〒386-0026
長野県上田市二の丸2-1-12
上田城跡公園 お城下芝生広場
高速道路
上信越自動車道
上田菅平ICより20分
公共交通機関
北陸新幹線 JR上田駅より徒歩15分
特急しなの 篠ノ井駅で乗り換え
しなの鉄道 小諸・軽井沢行
JR上田駅下車 徒歩15分