上田真田まつり
#決戦劇2018
「道明寺」
“真田日本一の兵なり”───。
慶長20年、その名を刻んだ大坂夏の陣にて家康本陣を急襲した真田幸村公。その前日、友の死と家族に未来を託す道明寺の戦いがあった。
友である後藤又兵衛の討ち死に。好敵手伊達政宗との戦。そして大助、阿梅との別れ。これが真田の魂を繋ぐきっかけとなっていく。
あの日の真田幸村公へと思いを馳せ、どうぞご覧ください。
脚本:小林浩太郎(殺陣サークル眞)
私達はその矜持を持ち、決戦劇に取り組んでいます。
2007年、市民が自らの手で真田幸村公を盛り上げる一つの形として「参加できるお祭りを」「日本一の兵であることを伝えたい」という想いを込めて、まつりのメインイベントとして始まりました。
誰でも参加できるこの決戦劇は、殺陣を基礎から学びながら武士の心を感じ、武士の一人になることができます。
毎年2月中旬に公募開始。3月中旬からの稽古を経て、本番に臨みます。
決戦劇とは
“日本一の素人劇”
キャスト紹介
真田幸村(信繁)役
高坂 梓 さん
第36回上田真田まつりに先立ち、平成30年3月10日に決戦劇の真田幸村公役を決めるオーディションが行われました。
主催である上田商工会議所青年部、歴代の真田幸村公役や決戦劇参加者、市内外の方が見守る中、見事第36回上田真田まつり決戦劇真田幸村公役と決定いたしました。
企画・運営
上田商工会議所青年部
会長 竹原 英典
当青年部は昨年よりこの決戦劇の企画・運営をさせて頂くようになりましたが、昨年に続き、オーディションで素晴らしい幸村公をお迎えする事が出来ました。
そして、意欲ある一般の方々にも多数ご応募頂きました。
「市民が参加し、市民の手によって作られる」この決戦劇こそがまつりのメインにふさわしいものと自負しております。
多くの方々に観覧にお越し頂ければ演者達も一層張り切ります。皆様のお越しを心よりお待ち申しております。
殺陣指導・演出
殺陣サークル 眞
代表 小林 浩太郎
真田幸村公は甲斐国で生まれ、大阪にて討ち死にします。
一見すると信州上田にはなんのゆかりもないように見受けられますが、なぜ上田の民は幸村公を好きなのでしょう。それは真田氏の故郷であり、父昌幸様が愛した信州上田に想いを馳せていたから、そう感じます。
今回の決戦劇のテーマに道明寺を選んだ理由、それは幸村公のみならず、真田氏の絆、そして魂を引き継ぐきっかけとなった戦である。そう感じたからです。
強く、そして義を重んじる幸村公が皆様のイメージであるならば、その魂をつないだこの戦、是非とも幸村を愛する皆様の心に留めていただきたく、決戦劇にて表現させていただきます。